ロシアの郷土料理の一つ、ビーフストロガノフは、牛肉や玉ねぎ、マッシュルームを煮込み、サワークリームを加えた煮込み料理です。

また、ビーフストロガノフはロシア語では「Befstroganov」といい、「Bef」は、ビーフ（牛肉）が語源ではなく、ロシア語の「ベフ（〜風）」という言葉から来ているそうです。そのため、ロシアでは牛肉以外のお肉も使われています。

そんな奥の深いビーフストロガノフの専門店が、福岡市東区馬出にあります。

こちらは、ビーフストロガノフ専門店「SACHiA Beef stroganoff（サチア）」です。九州大学病院のすぐ近くにお店はあります。平日の昼間に伺いましたが、店内はほぼ満席という人気店です。

ランチメニューのビーフストロガノフと３つのこだわり

ランチメニューでは、サチア特製のビーフストロガノフを使ったお料理を楽しむことができます。

２日間にわたり、じっくりと煮込んで作られたビーフストロガノフは、野菜や肉の旨みが凝縮されています。オムライスにしたり、バゲットと一緒に食べたり、ローストビーフと一緒にビーフを堪能したりとお好みの食べ方を選べます。

こちらのお店のこだわりは、次の３つです。

①　食品ロスを出さない。

②　食材の美味しさを最大限に。

③　親しみやすい価格。

食品ロスは世界的にも問題になっていますよね。こちらのお店のビーフストロガノフは、国産牛の骨や筋、香味野菜から出汁を取っているそうです。通常なら廃棄されてしまうことの多い部位やお野菜を使うビーフストロガノフは、食材の旨味がたっぷりと詰まった、美味しいだけではなく食品ロスの問題も解決するお料理なんですね。

ローストビーフとの組み合わせで大満足ランチ♪

今回注文したのは、「ローストビーフストロガノフ（税込１０００円）」です。すべてのメニューにスープ・ピクルス・サラダの小鉢がついてきます。

コンソメ風味のスープ、爽やかな風味のピクルス、シャキシャキと新鮮なサラダはとても美味しいです。ピクルスの液は購入もできますので、自宅でお好みの野菜をつけてピクルスにするのもいいですね。

自家製のローストビーフは、希少部位のザブトンを使用し、赤ワインと玉葱のソースがかかっています。

ライスが見えないほど、ローストビーフがぎっしり！　ビーフストロガノフソースも付いてきますので、お好みでかけて食べることができます。まずは、そのままいただきましたが、柔らかいローストビーフにソースが良く合います。

次は、ビーフストロガノフソースをたっぷりとかけていただきます。

お肉と香味野菜の優しく深みのある味わいが口の中に広がります。デミグラスソースやハヤシライスとも違う、少し酸味のある爽やかな風味がソースに奥行きをプラスしています。

一度食べだすと止まらない、贅沢な美味しさに大満足のランチメニューです。

焼き菓子もありますよ♪

レジの近くには、焼き菓子のコーナーもあります。

焼き菓子は、カヌレやフィナンシェ、クッキーなどが置いてあります。素材にもこだわって作られた優しい焼き菓子はお土産にもいいですね。

ビーフストロガノフの魅力に気づくお店

ビーフストロガノフを楽しむことができる専門店のSACHiA。その美味しさと魅力、奥深さを十分に楽しむことができますよ。ぜひ、ビーフストロガノフの魅力を堪能しに行ってみてくださいね。

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