【福岡市東区】築百年の古民家で絶品「生とろろ」をいただく。タイムスリップしたような空間で美味しいお食事♪
福岡市東区箱崎には、開運勝利の神様「筥崎宮」があり、その周辺は昔の街道風情を残しているところも多くありますよね。
筥崎宮周辺を少し歩けばタイムスリップしたかのような体験ができますよね。
そんな筥崎宮近く、旧唐津街道沿いに、「自然薯料理 筥崎とろろ」はあります。
築百年という大正建築の古民家は、あやうく素通りしてしまいそうになりますが、小さな看板と暖簾が目印です。
着物でも着て行きたくなるような、静かな隠れ家的なお店ですが、休日は待つこともあるほどの人気店の一つです。
おばあちゃんちに来たかのような懐かしさ
店内に入ると、昔のお家にはよくあった広い土間があります。その空間には陶器が並べられており、ゆっくりと見てみたくなります。
土間で靴を脱いで上がるのですが、まるで田舎のおばあちゃんちに来たような気分になります。奥のほうの台所からはお料理の音が聞こえてきます。
座敷席ですので、ゆっくりと座ることができます。メニューは各テーブルにあるQRコードを読み込んで見ることができます。テーブルの上がスッキリしているのも雰囲気が崩れることがなくいいですよ。
粘りがつよい自然薯、出汁のうまみ
今回は、お昼どきにうかがいましたので、「とろろ飯」の中から、一番人気の御膳という「筥とろ御膳(税込1760円)」をいただきました。こちらは、溶岩板で焼いた牛タン焼きと、とろろ飯のセットです。
まず、とろろ飯がやってきました!
麦ごはんはお櫃に入っています。お味噌汁や小鉢、お漬物、そしてとろろ!
「生とろろ」は、粘りがとにかくすごい! 擦りこぎで持ち上がってしまうほどの強い粘りです。そのままでも、ご飯にかけてもお芋の味がしっかりと感じられる美味しさです。毎朝、擦りあげられているとろろに、本枯節のだしのうまみがよく絡んでいます。
そしてこちらが牛タン!
歯ごたえのしっかりとした牛タンは、程よい塩味です。レモンを絞っていただくと、更に美味しいですよ♪ 野菜を巻いて食べてもいいし、粘りの強いとろろと一緒に食べてもまた違った美味しさを楽しめます。
生とろろで夏バテ知らずに♪
こちらのお店の自然薯は「九千部朱薯」で、自社農園で育てているそうです。その選びぬかれた自然薯を皮ごとすりおろした生とろろは、これからの暑くなる季節、夏バテにも良い滋養食の一つではないでしょうか。
力強い粘りと、優しいとろろの風味を、ぜひ体験しに行ってみてくださいね♪
こちらもレトロな雰囲気が素敵♪