【福岡市】民間の時間外救急センターのファストドクターが福岡に初進出!夜間の不安に心強い味方です。
総務省消防庁が発表した「令和2年版 救急救助の現況」によると、令和元年中の救急車の出動件数は664万2772件でした。そのうち、65歳以上の高齢者の搬送は60%を占めています。超高齢化社会と言われる日本では、今後さらに増加すると予測できます。
そのような中、2016年に医師2名が創業し、現在は全国11施設の医療法人と約900名のパートナー医師が運営する民間最大手の時間外救急センター「Fast DOCTOR(ファストドクター)」は、関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(大阪、兵庫、京都、奈良)エリアにおいて、かかりつけ医などと連携して通院困難者へ医療支援を行ってきました。
そして、2021年3月6日より、「福岡県も対応エリア」になりました。福岡市も対応エリアです。(西区、早良区は一部)当初は、土日祝の18時〜24時までですが、順次365日対応へ拡げていく予定とのことです。ご自宅が利用できるエリアかどうかは「往診エリア」で郵便番号を入力すると調べることができます。
「Fast DOCTOR」では、看護師56名と相談医3名が救急相談に対応し、緊急度判定(トリアージ)を行い、適切な受診行動に案内します。(電話、WEB、LINE、アプリから救急相談が可能)
また、病院へ行くことが困難な場合は、オンライン診療や往診を提供する医療機関を案内します。(保険適用)
※ 福岡エリアへのオンライン診療は近日中に開始予定とのこと。
土日祝の夜間はいつものかかりつけが休診のことも多く、急患センターまで行く手段がなかったり、移動が難しかったりなど、何かあった時にはとても不安ですよね。そのような時に相談や往診をしてくれるのは心強いです。緊急時への備えの一つとして、対応エリアや利用方法などを調べておくと良いですね。