【福岡市】子どもたちの心の健康も守りたい! タブレット端末を使っての「相談窓口」ができますよ。
近年、子どもたちの心の健康が脅かされているというニュースが多く報道されています。10代〜30代の若者の死亡原因の第1位が自殺であるという、とても悲しい現実もあります。(厚生労働省:死因順位別にみてた年齢階級・性別死亡数・死亡率・構成割合)
思春期という成長段階の特性もあり、子どもたちの悩みは多くあるのではないでしょうか。小さな悩みも大きな悩みも、まずは誰かに相談することが第一歩となります。
そのような子どもたちの悩み・不安・不満をもっと気軽に相談できる窓口として、福岡市では「福岡市こどもタブレット相談」が開始されます。
福岡市は、市立小・中・高等学校、特別支援学校のすべての児童に1人1台のタブレット端末を貸出しています。各自が持っているツールだからこそ、誰もがどこでも気軽に相談できる場所として、利用することができますね。
事業概要
■事業開始日:2022年7月19日〜毎日(年末年始12月29日〜1月3日除く)
■相談時間:17時〜22時(最終受付21時30分)
■対象者:福岡市立の小・中・高等学校、特別支援学校のすべての児童
■使い方
① 自分が使っているタブレットで、「福岡市こどもタブレット相談」にログインする。
② チャットまたは音声通話で、相談員と話す。(匿名で相談できます)
相談員は、臨床心理士などの資格を持っています。また、日常的に使い慣れているタブレット端末を使うので操作にも慣れており、画面や操作もシンプルな作りになっています。ひらがなでの表記もありますので、漢字が読めなくても操作することができます。
友達や家族にも言えない悩みや不安は、誰かに聞いてもらうことも大事です。このような場があることを知っておくだけでも安心感があると思います。