【福岡市東区】アイランドシティから全国へ! 「タクシー電動化プロジェクト」がスタートしました!
日本政府は2050年までのカーボンニュートラル化(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)を目標と掲げています。
2021年10月に発表した「地球温暖化対策計画」の運輸部門においては、2030年までに7800万トンの二酸化炭素排出量削減が求められています(2013年度比35パーセント減)。
その目標の達成に向けて、タクシー業界においてもEV(電気自動車)タクシーの導入が求められています。そこで、「第一交通産業グループ」、「九州電力」、「住友商事」などが共同で「タクシー電動化プロジェクト」を始めました。
その第1弾として、福岡市東区にある「第一交通アイランドシティ営業所」においてEVタクシー1台と充電器が導入されました!
1回の充電で走行できる距離は約458キロで、一般的なタクシーの一日の走行距離を上回りますが、充電場所が少ないことや充電時間がかかることなど、課題もあります。福岡地区での運行を通じて、課題の解決策を考え、EVタクシーに最適な充電・運行マネジメントシステムを構築します。
また、将来的な再生可能エネルギーの導入や、削減した二酸化炭素のクレジット化にも取り組むことで、全国で持続可能な環境配慮型タクシー事業の実現を目指しています。
アイランドシティの1台のタクシーからスタートする「タクシー電動化プロジェクト」。福岡市東区民としても応援しながら、将来的な地球環境保護についても私たちができることはないかを考えてみませんか。