【福岡市東区】夫婦の宮と言われる「香椎宮」へ大切な人と幸せを願いに行ってみませんか?
福岡市東区にある「香椎宮」は、勅祭社(ちょくさいしゃ)の一つです。
勅祭社とは「祭儀の際などに天皇の代理となる勅使(ちょくし)が派遣され、直接祭儀を執り行う神社」のことで、伊勢、熱田、明治の各神宮を始め全国に十七社、九州では宇佐神宮と香椎宮の二社があります。香椎宮に初めて勅使が派遣されたのは737年(太平九年四月)とのことです。
そのような歴史のある「香椎宮」は、香椎参道の鳥居をくぐり進んでいくと見えてきます。
厳かな雰囲気があります。入ってすぐ左手に「弁財天社」と「しょうぶ池」があります。池には鯉や亀がおり、子どもたちが楽しそうにエサをあげています。
右手には「休憩所」があります。甘酒や綾杉せんべいが購入できます。寒い日には熱々の甘酒、暑い日にはひんやり冷たい甘酒を飲みながらゆっくりと休憩されている方を多く見かけます。
まっすぐ進んでいくと階段の先に「桜門」があります。
桜門をくぐり、先にある階段を登っていくと見えてくるのが御神木の「綾杉」です。
壮大な姿に圧倒されます。葉が綾のように交互に生えているので「綾杉」と言われており、古来より「国家鎮護の象徴」とされています。
「綾杉」の奥にあるのが「稲荷・鶏石神社」です。
「稲荷神社」は「五穀豊穣、商売繁盛、殖産興業」、「鶏石神社」は「修理固成(しゅりこせい)、五徳向上、養鶏、育児夜泣き」の御神徳があるとされます。小さなお子さまを連れたご家族をよく見かけるのもうなづけますね。
階段を登ると「本殿」があります。
本殿の造りは「香椎造」といわれる複雑な造りで、日本唯一の建築様式で、国の重要文化財に指定されています。静かな時間が流れる中、手を合わせて大切な人や自分、世の中の幸せを願います。
「香椎宮」に向かう香椎参道沿いには色んなお店があります。ゆっくりと参道を散歩しながら参拝に行くのもいいですね。
こちらは香椎宮のすぐ横♪