【福岡市東区】残念…。貝塚線と地下鉄箱崎線の直通運転計画は実現困難になりました。

報道によると、福岡市地下鉄西鉄グループともに計画していた、貝塚線と地下鉄箱崎線の貝塚駅での相互乗り入れ直通運転の計画は、予算の関係上、実施困難な見通しとなったそうです。

改札口

※画像はイメージです

貝塚駅では現在、地下鉄への乗り換えが必要で、改札を2回通らなければなりません。また、乗り換えのタイミングによっては待ち時間が発生することもあります。

そのような不便を解消し、利便性の向上を目的として、貝塚駅で車両を増結・分離する方式で運行する案が24年前から検討され、市と西鉄が約10年前から協議を重ねてきました。

しかし、車両を連結させるための改修費などの初期投資が約155億円かかり、単年度で2億6000万円の赤字になる試算が出て、実現が困難になったということです。また、車両の増結・分離に時間がかかるため、貝塚駅での乗り継ぎに要する時間が現在より1.3分しか短縮できないことが分かり、利便性の向上という観点からも費用対効果が得られないと判断されたようです。

コスト

※画像はイメージです

福岡市は将来的な直通運転化の可能性は残しつつも、現状では「国の補助採択の基準を満たすのは困難」と判断し、西鉄も新型コロナウイルス禍を踏まえ「新たな投資は現段階では困難」とのことです。

直通運転が実現すれば、天神や博多だけでなく、西の方面へもアクセスがより快適になるのではと思いますので、今後の動向に期待しながら待ちたいですね。

てりはねこ

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