【福岡市東区】悲報。マリンワールド海の中道のラッコのマナが死亡しました。
2021年2月22日17時49分、「マリンワールド海の中道」で飼育されていた、「ラッコのマナが死亡した」ことが発表されました。
ラッコのマナは、2012年にマリンワールド海の中道で生まれ、飼育下4世として初めて生育したラッコでした。
マリンワールド海の中道では、九州で唯一、オスのリロとともにつがいで飼育されており、仲も良かったそうです。ワシントン条約で国際取引が規制され、動物園のラッコが激減する中、国内での繁殖はマナが最後で、マナとリロの赤ちゃんの誕生も期待されていました。
試行錯誤の結果、妊娠に至りましたが、2月17日から体調が悪化し、22日に手術をしたものの、子宮破裂を起こしており死亡したとのことです。
愛くるしい姿や、リロとの仲睦まじい様子に心が和み、来館者にもとても人気でした。2匹の可愛らしい様子が見られなくなることは残念ですし、リロや飼育員の方々もとても寂しくなるのではと思います。
現在、マリンワールド海の中道で行っている「愛がいっぱい いっこ、にこ、ラッコ!」はリロと仲が良かったマナを偲び継続するとのことです。また、3月末まで献花台も設置されます。
私たちにたくさんの癒しをくれたマナに心から感謝したいですね。