【福岡市】たった1滴の尿で、がんのリスクが分かる!福岡で受付ができるようになりました!
1滴の尿でできる、がんの1次スクリーニング検査の「NーNOSE」が2020年11月より福岡でも受付開始されたので、調べてみました!
がんのスクリーニング検査としては、血液検査、CT検査、MRI検査、組織検査などがスタンダードです。しかし、これらの検査は、身体に多少の負荷がかかります。
この「NーNOSE」は、線虫という小さな生物が「がん患者の尿に集まり、健康な人の尿からは逃げる」という特性を持つことを利用した検査です。そのため、1滴の尿があれば、がんのリスク検査ができるのです。
線虫が反応すると分かっているのは、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん、卵巣がん、胆管がん、胆のうがん、膀胱がん、腎臓がん、口腔・咽頭がんの15種類と多岐にわたります。これだけの種類が1度に検査できるのはすごいですね。
検査の精度も高く、感度は86.3%とのこと。
また、検査費用は9800円(税別、参考価格)、がん検査としては比較的安価ではないでしょうか。
「NーNOSE」は九州大学発のベンチャー企業の「HIROTSUバイオサイエンス」が開発しました。地元の大学からの企業がこのように活躍するのは嬉しいですね。
※検査は、がんの有無を100%診断するものではありませんので、検査内容をよくご確認のうえ、ご検討ください。